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大規模開発の壁とライフイベントを、チームで乗り越えた5年間

プロダクト開発部 バックエンドユニット 小川

2026.02.27

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大規模開発の壁とライフイベントを、チームで乗り越えた5年間

プロフィール

小川

プロダクト開発部 バックエンドユニット

大学で電気電子工学を専攻。新卒でビッグデータSEとしてキャリアをスタート。その後、ベンチャー企業の立ち上げ期から6年間、開発のみならず組織運営まで幅広く経験。2021年、バックエンドの専門性を深めるべくDearOneへ入社。現在はBaaS基盤(ModuleApps)のAPI開発・運用を担う。

DearOneでは従業員それぞれが多様なワークスタイルで働き、一人ひとりのキャリアにストーリーがあります。
今回は、サーバサイドエンジニアとして働く小川のストーリーをご紹介します。

「揺るぎない指針」を求めて。熟練エンジニアの集団に飛び込む決断

―――ベンチャーでの幅広い経験を経た後、なぜ「バックエンドの専門性」を求めてDearOneを選んだのでしょうか。

前職では少人数の組織だったこともあり、開発だけではなく採用や組織運営に至るまで幅広く携わる、いわゆる「何でも屋」のような立ち位置でした。やりがいはありましたが、組織が拡大し、専門特化したプロフェッショナルたちが集まる段階になり、「自分にはエンジニアとしての技術的な軸が足りないのではないか」と焦りを感じるようになったんです。

「これからは、何でもこなす器用さではなく、エンジニアとしての一本の太い軸を作りたい。100社以上のアプリ基盤を支える大規模プロダクトを持ち、数々の荒波を越えてきた熟練エンジニアが揃うDearOneなら、自身の経験を活かしつつ、その技術をより深くシビアに追求できる」と考え、DearOneに飛び込むことを決めました。

―――DearOneのバックエンドチームといえば社歴の長い熟練の先輩たちが揃っていますよね。入社直後はどのような心境でしたか。

正直に言うと、最初はかなり気圧されていましたね(笑) DearOneのバックエンドチームはいわゆる「大人の組織」であり、長年この業界を生き抜いてきた深い知見を持つエンジニアが揃っています。 自分のようなまだまだ経験の浅い人間が、この熟練のプロフェッショナル集団の中で、エンジニアとして本当に価値を出せるのか、期待よりも不安の方が大きかったかもしれません。

正直、辞めていたかもしれない。入社直後の孤独と救い

―――立ち上がりの時期に直面した壁と、それを救った体制について教えてください。

入社当時はまさにコロナ禍の真っ最中で、全社がリモート体制だったため、大規模なプロダクトの全体像をスムーズに把握し、「誰に何を相談すべきか」を判断するまでには、一定の壁がありました。いわゆる業務迷子です。その状態を一人で抱え込んでしまった結果、いつの間にか「自分が開発のボトルネックになっていないか」という不安に押しつぶされそうになっていた時期があったんです。

そこを救ったきっかけのひとつは、人事担当者とのフォローアップ面談でした。この面談は業務の進捗確認や人事評価の場ではなく、自分自身のコンディションや「今、何に不安を感じているか」などの内面的な課題に耳を傾けてもらう場でした。 そこで自分の不安と迷いを率直に言葉にできたことで、自ら状況を整理し、次に取るべき行動への気づきを得られたのです。

―――人事の面談で気持ちが整理された後、現場(チーム)のサポートはどうでしたか。

人事との面談で気持ちが整理された後、本当に自分を立ち上がらせてくれたのは現場のメンバーたちでした。私の状況を知ったメンバーたちが、単なる精神論ではなく、日々の業務の中で、新入社員の私を支える動きを加速させてくれたんです。

具体的には、日次や月次の定例のほか、週に1回の「テクニカル相談」という場を設けてもらいました。技術的な迷いを熟練メンバーへ直接ぶつけ、その場で答え合わせができる心強い仕組みです。これにより私だけでなく、チーム全体の開発スピードが向上し、メンバーが安心して自走できる環境が整い始めました。特定の個人に負担を強いるのではなく、全体最適を見据えたアクションを仕組みに落とし込む柔軟性は、DearOneの大きな魅力だと感じています。

現場の熟練メンバーが、複雑な技術の壁を一緒に壊してくれた。その経験があったからこそ、初めて「自分もこのプロ集団の一員としてやっていける確信」を持てました。人事との面談で心と向き合い、現場のサポートで技術的な自信を得る。このバランスが今の私を形成しています。

求められた「正解」に応える喜び。エンジニアとしての行動指針を形作った原体験

―――「属人化を防ぐ」ためのドキュメント化にも、情熱を注いでいますね。

はい。ベテランだけが知っている暗黙知をなくし、Notionなどに集約することで、「誰がジョインしても迷わず資産としてのコードを積み上げられる状態」を目指しています。 これは単なる作業効率化ではなく、将来の仲間への「貢献」であり、組織としての継続性を高めるための投資です。私自身、入社してすぐに仕事の進め方でつまずき、苦労した経験があるからです。だからこそ自分も、次の仲間が迷わずに進めるよう、確かな道筋を整備し続けたいんです。

―――小川さんは「貢献」を大切にされていますね。その想いのルーツはどこにあるのでしょうか。

学生時代のカフェでのアルバイト経験が、私の根底にあります。そこで培われた「顧客に対してどう接し、どう課題を解決するか」という理念は、今のエンジニアとしての行動指針にもなっています。

私の仕事の哲学として「自分のためより、誰かのための方が頑張れる」というものがあります。 自分のための努力は、正解もゴールも自分で定義するため、終わりが見えず、どこかで立ち止まってしまいがちです。しかし、誰かから求められた期待には「明確なゴール(正解)」があります。その期待に応えるためであれば、どこまでもストレートに努力を注ぎ込める。誰かの「困った」に対して、システムで「正解」という名の解決策を提示する。それがエンジニアである私にとっての最大の貢献だと考えています。

数千万人の挙動を支える誇りと、変化を恐れずアップデートし続ける組織のダイナミズム

―――100社以上の基盤を扱う大規模開発の醍醐味、そしてDearOneの魅力はどんなところでしょう。

自分が書いたコードが、数千万といった膨大なエンドユーザーの挙動に直結する。この圧倒的なスケール感こそが、エンジニアとして最大の魅力です。 シビアな負荷対策やメモリ管理など、高い水準の開発が求められますが、それが負債ではなく「会社の資産」として積み上がっていく感覚は、何ものにも代えがたい誇りになります。

さらに、DearOneは変化し続けることを恐れない組織なのが大きな魅力だと感じています。 戦略的に進化するプロダクトや、AWSのマネージドサービスへの積極的な移行など、市場に合わせて自らをアップデートし続けています。ドコモグループの安定した基盤を持ちながら、ベンチャーのようなスピード感で「攻め」の開発ができる。このバランスは、他にはない唯一無二の魅力だと断言できます。

結婚、第1子の誕生、そして大規模開発。一切妥協せず、家族との時間を守り抜く働き方

―――入社後にご結婚や第1子の誕生といった大きな転機を迎えていますが、その際のチームの反応やサポートはいかがでしたか?

振り返ると入社後のこの数年は、私にとって人生の大きな節目が凝縮されたような時間でした。

特に第1子の出産が近づいた際は、チーム全員が『今は家族を最優先にしよう』と、私が担当していた案件やスケジュールを驚くほど柔軟に調整してくれたんです。本当にありがたかったですね。もちろん会社として制度が整っていることも心強いですが、それ以上に現場のメンバーが実務レベルで『大丈夫だから、今はしっかり休んで』と行動で示してくれたことに、強く救われました。現場がこの『人間本位の幸せ』を全力で守ってくれる。この文化があることを、私は本当に誇らしく感じています。

―――そうした文化的な温かさに加えて、日々の生活を支えてくれている制度面での特徴はありますか?

DearOneは全社的に週4日までのリモートワークが可能ですし、エンジニアは裁量労働制のため、業務の進め方や時間帯を自律的に決められます。この自由度の高い環境のおかげで、例えば混雑する時間帯の通勤を避けるなど、『無意味な消耗を避ける選択』が自分の判断でできるんです。

現在も、朝は子供を保育園へ送り出してから集中して業務に入り、夜は家族と夕食を囲む生活を送っています。エンジニアとしての挑戦と父親としての役割、その両方を一切妥協せずに追求できているのは、「現場」の温かな絆と、それを支える会社として整えられた制度。その両輪が揃っているからこそだと思っています。

強い組織作りと新技術への挑戦。大規模基盤を支え、DearOneの進化を牽引する

―――小川さんの今後の展望について。今後はどのような形でチームやプロダクトに貢献していきたいと考えていますか?

「強い組織作り」への貢献、これに尽きます。チーム内の属人化を徹底的に解消し、新しく誰がジョインしても、迷うことなくスムーズに現場に馴染める組織を構築したいと考えています。

同時に、エンジニアとしてはAI活用やリテールメディアといった、DearOneが挑もうとしている新しい軸に対しても、自らの技術の幅を広げて適応していきたい。組織の基盤を固めることと、技術の最前線を追うこと、その二軸で貢献していきたいですね。

―――これから新しく入ってくる後輩たちを、どのように迎えたいですか?

とにかく「スムーズにジョインし、現場に馴染んでほしい」と願っています。新しい環境に飛び込むときは、誰しも不安を抱えるものですが、オンボーディングの仕組みを整えることで、そうしたノイズをまずは解消してあげたい。

「どうすればいいかわからない」という不安を仕組みで取り除き、最初から技術の追求や目の前の仕事に100%集中できる。そんなオンボーディング体験の提供が、組織の未来に繋がると信じています。

※本記事の内容は2026年2月時点での情報です

入社を検討されている方へ

DearOneは、NTTドコモグループとしての盤石な基盤のもと、グロースマーケティングやリテールメディアをはじめとする最先端領域へ「攻め」の開発ができる場所です。大規模プラットフォームを通じて一段上の技術水準に到達したい方には、最高のステージになるはずです。
自律を求めつつも、互いのライフイベントを支え合える「大人の組織」であり、あなたの経験を価値として受け入れる懐の深さがあります。迷いがあるなら、ぜひ一度扉を叩いてみてください。現場のメンバー一同、共に挑戦できることを楽しみにしています。

1日のスケジュール

10:00

業務開始

Slackやメールチェック、タスク整理を行い、スケジュールを確認。

11:00

チーム朝会

前日の進捗報告や、今日の業務に関する相談を実施。

12:00

プロジェクトの進行やプロダクト改善

13:00

ランチ

出社時は、食通の先輩とオフィス近くの店で昼食。

14:00

プロジェクトの進行やプロダクト改善

16:00

テクニカル相談

技術的な課題や迷いをチームメンバーと相談する場。

17:00

プロジェクトの進行やプロダクト改善

子供のお迎えなどでこの時間帯に退勤することも。

18:00

進捗確認と業務整理

19:00

退勤

家族と夕食。子供が寝てからは、テレビや妻との家族会議、または自己研鑽の時間に使うことが多い。

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